水出しアイスコーヒー

コーヒー便利帳

スッキリと雑味のないクリアな飲み口で、暑い季節にぴったりの水出しアイスコーヒー。近年メディアやブログなどでも取り上げられているのでご存じの方も多いですね。ダッチコーヒーやコールドブリューなど呼び名も様々です。インターネットで検索してみても色々なレシピや解説がありますが、今日は『かかぶー的、おうちで出来る水出しアイスコーヒーの作り方』をお伝えします。

ご用意いただくのはこちら。

<材料>                                            

  • お好みのコーヒー豆(中細挽き) 30g
  • お茶パック(9.5×7.3サイズ) 2枚
  • シーラー(無ければお茶パックを合計4枚)
  • 抽出用容器
  • 常温のお水 625㏄(深煎り豆でもあっさり飲める仕上がりです)

<作り方>                                          

STEP① コーヒー豆をお茶パックに入れる。                              

STEP② コーヒーパックをシーラー止めする。(無ければ口を折り返した後もう一枚お茶パックを被せる)

STEP③ 抽出容器にコーヒーパックを入れ、パックに当たるように水を注ぐ。

STEP④ 冷蔵庫に入れ24時間抽出する。

(↓冷蔵庫に入れる前)

(↓冷蔵庫で24時間抽出後)

STEP⑤ コーヒーパックを取り出し完成。(微粉が気になる方はペーパーフィルターで濾してください)

予備知識                                                

・使用するコーヒー豆はお好みのものでOK。浅煎り・中煎り・深煎り、それぞれ違った味わいが楽しめます。水出しではコーヒーの成分が抽出されにくいため、表面積が大きくなって抽出されやすくなるよう中細挽きにしています。

・お茶パックはご家庭にお持ちのものや百均に売っているもので構いません。大き目のサイズだと一枚で足りますが、薄すぎたり目が粗いと漏れ出るコーヒー豆の量が多くなるため、気になる方はペーパーフィルターで濾してくださいね。

・水出しコーヒー専用のパックを利用すると、より微粉の漏れが少なく滑らかな仕上がりになります。

・シーラーはお茶パックの口を圧着するために使用していますが、無ければお茶パックを2重にすることでコーヒー豆が漏れ出るのを軽減できます。シーラーは百均に売っているハンディタイプのものでも十分です。

・抽出容器は抽出量に合わせてご用意下さい。コーヒーパックは水分を含むと膨らみますので、取り出しやすいよう口が大きめのものがおススメです。

お水は軟水が適しています。水道水でも構いませんが、カルキ臭などが気になる場合は浄水や一度沸かした水を使用してください。(市販の天然水でもOK)

・冷蔵庫に入れる前に2時間ほど常温で抽出してから冷蔵庫に入れると少し濃い目の水出しコーヒーが出来上がります。(抽出は合計で24時間) 雑味なくスッキリ味わいたい方は冷蔵庫で24時間抽出をおススメします。

・濃い目が好きな方はお水の量を500㏄に、薄目が好きな方は750㏄にするなどお好みで調整してくださいね。濃い目に作って牛乳やお水で調整するのもおススメです。

終わりに                                          

一般的な抽出時間は常温で6~8時間程度ですが、かかぶー的レシピでは冷蔵庫で24時間抽出です。色々と試した結果、水出しコーヒーがあまり得意ではないかかぶーが美味しいと思って飲んでいるレシピです。

もっと手軽に水出しコーヒー楽しみたい方のために、ドリップバックで作る水出しコーヒーも紹介しています。

お湯なし!手間なし!道具なし!『捨てるの待った!ドリップバックで水出しコーヒー』

コーヒーは嗜好品です。慣れてきたらお好みに合わせて使う豆の種類や挽き方、水の量や抽出時間など色々アレンジして『〇〇的、水出しコーヒー』を作ってみてくださいね。