部屋干しには追加乾燥がおすすめ

暮らしの便利帳

雨の日や梅雨時期など、ジメジメとした日の洗濯はおっくうに感じるものですね。我が家でも外干しが出来ず部屋中が洗濯物だらけ、、なんて事が多々あります。近年では急なゲリラ豪雨なども増え、天気のいい日でもおちおち外干ししていられない事もしばしばです。

部屋干しでサーキュレーターや扇風機を使ったり、浴室乾燥を使って洗濯物を乾かしたり、部屋干し用の洗剤を使ったり、、と色々手段はありますが、乾くまでの時間が長ければ長いほど雑菌が増殖し、嫌なにおいの元になってしまうので少しでも早く乾かしたいですよね。

本日はそんなお悩みのちょっとしたお助けになるかもしれない便利ごとをお伝えします。

梅雨の季節は菌にとっては好環境                             

洗濯物の臭いの原因は様々。洗濯槽の汚れや衣類に付いた汚れの蓄積などなど、、その中の一つに、濡れた状態が長く続くことによる雑菌の繁殖があります。洗濯が終わった後に洗濯槽の中に放置したり、梅雨時期の部屋干しで乾くまでに時間がかかる事、などがあげられます。

温度20~40℃で高湿度の環境下では雑菌の繁殖スピードが特に高くなるそうなので、6-7月の梅雨時期は菌にとって申し分ない環境ですね。

とっても簡単☆30分~1時間の追加乾燥                          

方法はとても簡単です。

お持ちの洗濯機の表示ボタンに、風乾燥エアジェット乾燥などの表示があるかと思います。まだ使ったことない!という方も多いのではないでしょうか。(洗濯機の機種によっては付いていなかったり表示が違っているかもしれませんので、取扱説明書等でご確認ください。)ちなみに我が家の洗濯機は、日立の2014年製です。古いですが頑張ってくれています。

普段の洗濯にこの機能を追加で設定して、いつもより長めに洗濯物を脱水(乾燥)するだけです。

上の写真は部屋干しボタンを一回押した状態です。洗いやすすぎなどの通常の洗濯コースもセットになっていますね。

簡潔に説明すると、

  • 風乾燥・・通常の洗濯のあと、追加で乾燥運転に入ります。
  • エアジェット乾燥・・洗濯なし、乾燥単体の機能です。

いずれも熱を使った乾燥ではないため完全に乾かすことはできませんが、通常の洗濯脱水のみよりも圧倒的に水分が飛んだ感があります。熱乾燥に比べ電気代も抑えられ生地への負担も少なくなるところはうれしいポイントですね。(デリケートな生地など不向きなものもありますので、説明書きやタグなどをご確認の上でご使用ください。)

ちなみに、かかぶーがタオルのみの洗濯で30分間乾燥機能を使用したところ、タオルによっては部分的に乾きかけている箇所もありました。

また、ひと手間ではありますが、乾燥に入るタイミングで団子になっている洗濯物をバサバサと広げてから乾燥を始めると風の当たりムラが減り乾きが良くなります。干した時の乾きも早くなるので雑菌の繁殖を抑えるのにも効果的ですね。

忙しい生活の中で30分~1時間の確保は大変かもしれませんが、梅雨時期や雨の日などの洗濯物や室内の嫌な臭いのストレスが少しでも軽減すればいいなと思います。良ければ一度試してみてくださいね。